十四夜に 踊った

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14日は、川辺森のがっこうでの森のおまつりで塩のブース出店とライブ出演をしてきました

とても内容が濃い一日でした。

塩の出店では色んな人とお話しし塩も買っていただいて、
初出店ということで反省点は色々とあるのですが、
これからにつながるいい機会をいただいたと思っています。

雨の日だったので屋内でのイベントになったのですが、それはそれで密度が濃くていい雰囲気でした。


ライブの出演は、
共演したのは井上大輔さんとつじさん。
大輔さんは今回は天吹という鹿児島の伝統的な竹笛やアイリッシュハープを吹いてくださいました。
つじさんは屋久島在住のブルースギター奏者です。
屋久島在住の肉体天然詩人の虫丸さんともよく共演されている方です。

赤い衣装を着て白塗りをし、
うちの庭の藪に絡んでいた蔓を引っぱりだして持って行って体に巻いてひきずり、
森のがっこうの木に咲いていたピンクがった白い花を片方の手のひらに乗せて、
彼岸花を二本片手に握って

夕刻、大きなクスノキのある庭から、ステージのある校舎へと歩いていきました


歩いていく途中に、みていた子ども達が「怖い」「お化けみたい」「なんでこんなことしよるかあんた聞いてみ」「嫌やー」 などと話しているのが聞こえる。

子どもはちゃんと感覚的にわかっているなと思った

わたしは 彼岸を 歩いていた


つるを舟のように引っ張ったり、担ぎ上げたり、背負ったりした


彼岸花は絡み合いたかった
契りが欲しかった

ずっと一緒に いたかった


それでも 不意に ふっと 平行に 離れた


わたしは花だけをもって、立ち上がった

私にみえたのは、目の前のお客さんたち 生きている人たち だった


わたしは『みんながいないと生きていけないよ』 と思った



そして、終わった




出演が終わったらイベントを抜けさせてもらって、隣町の知覧町のソラヨイという十五夜行事を観に行った。
国指定無形文化財になっているもの。
日本のものとは思えない扮装で催されるソラヨイ。
こんなものです↓
http://www3.ocn.ne.jp/~nansatu/fasta7.html

唄をうたいながら子ども達がぐるぐる回るのだが、唄と唄のあいだにかなりながい「静寂」の時間があって、それがぞくぞくするほどよかった

月明かりに唄だけ響く静寂の中で行われるのが本来のソラヨイなのだろう

実際は、雨の日だったので月が出ず電灯がこうこうとたかれ、
見ているギャラリーのカメラのストロボが絶え間なく光り話し声が聞こえる
『邪魔だ』 と思った

唄い回る子ども達の真中にわらの家のようなワラコズンというものがあって
それには中学生の男の子達が入っており、ずっとぐるぐる回り続ける その存在感
回る方向が二回目の唄いで反対方向になることの深遠さ

最後にその大きな存在が子ども達に打ち倒されることの意味とはなんなのか

非常に興味深いものだった


こんなソラヨイも後継者不足に直面しているらしい。子どもが少ないのだ。
あらゆる民俗芸能が直面しているか、もしくは既にその事態が来て消滅してしまったりもしている。


失ってしまったら、
おそらく いつか困るのではないかと 思った。

その土地その土地の自然とどう付き合っていくかということ、
その知恵が民族芸能には濃縮され残っているのではないかと思うのだ。

それを一旦完全に忘れてしまったら、取り戻すことは容易ではない。

金は はかない

人間は最終的にはその土地の風土に立ち帰るしかないのだと、私は思う。

その時に知恵が失われていると、つながりたいと思っても方法がわからず、糸が切れた凧のようにさまようしかなくなるのだ

それは恐ろしいことではないだろうか?


その時は着実に近づいているのではないかと思う




イベントが終了したら 森の静寂の中を 歩いた


ずっと ずっと


 歩いていることと踊っていることが一体になっていくように


 時を うしなってしまうように



いい、時間でした




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コメントありがとうございます!

まだまだ私達のつくっている場は未熟ですが、時間は相応にかかるのだろうと思います。

月や自然のリズムと共に在り、育っていけたら。

友枝さんに来ていただける日まで、焦らずしっかり歩いていきます!

友枝 :

よい時を過ごしていますね。うれしいです。
ソラヨイもよいですね?。
塩の工房も素晴らしいね。
いつか必ず会いにゆきます。

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このページは、masayangが2008年9月17日 00:09に書いたブログ記事です。

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