痛みが欲しい

| | コメント(0) | トラックバック(0)
ここの所、何度も聞いている曲がある
元ちとせの「語り継ぐこと」という曲だ
http://www.youtube.com/watch?v=15RqucYzz4g

なぜこれを何度も聴きたくなるのか、
多分自分になにかを促したいんだと思う

最近、ネット上で改憲論や日本の軍武装を主張する若者の意見をよく目にする。

それ自体の是非はとりあえず置いておいて、
戦争が実際に生み出した悲惨さや苦しみを彼らはリアルに感じることが出来ているのだろうかと考えてしまう。

先日の日記に関連して「美は乱調にあり」という言葉を言った大杉栄というアナーキストとその恋人の伊藤野枝についてちょっと調べていたのだけど、
「甘粕事件」という事件について初めて知り、戦慄してしまった

彼女は、関東大震災から間もない頃に、大杉栄、大杉の甥の橘宗一(6歳)とともに憲兵大尉・甘粕正彦に連れ去られて、その日のうちに憲兵 (日本軍)構内で虐殺されて、遺体は畳表で巻かれ古井戸に投げ捨てられたという。
彼女も大杉氏も絞め殺され共に肋骨が何本も折れており、胸部の損傷から激しい暴行を加えられていたことが後にわかったそうだ。

伊藤野枝は結婚制度を否定して、戦後ウーマンリブの結婚制度否定を50年早く提起したひとだったそうだ

戦時中に憲兵のやることはあまりにひどかったという話はよく聞いていたし、
こんなのは序の口で虐殺は数限りなく行われおびただしい血が流れたのだと思う

しかし、自分がある種多少のシンパシーを覚えるような活動をしていた伊藤野枝という人がこのような目にあっていたことを知りショックだった

自由を殺そうとするものは何か、

わたしはもっと知らなければならないことがある、
そして語り継ぐことについて考えなくてはならないと思う。
戦争を知る老人たちが次々と死んでいく。

それに深い危機感を感じている

掘り下げて行きたいと思う


わたしは実は戦争の悲惨さを直視するのは子どもの頃からとても苦手で、苦痛だった
映画などを見ると苦しくて目がまわり息が詰まってしまうこともあった

けど、逃げちゃ駄目だ
ちゃんと見ないと。

「痛みが欲しい」という言葉は不謹慎なのかもしれない
だけど求めて手に入れようとしなければ、
いつまでたってもぬるま湯だ 忘れてしまうんだ
だからあえて欲しいと書いた



でも焦らずちゃんと毎日生きて、暮らして、 からだで考えて 歩いていく


カテゴリ

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 痛みが欲しい

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://kanri.geo.jp/mt/mt-tb.cgi/22

コメントする

このブログ記事について

このページは、masayangが2007年10月16日 06:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「独りとして つながる」です。

次のブログ記事は「繋がりかたはひとつなんかじゃない」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.22-ja